キャリアデザイン
社員インタビュー
INTERVIEW
“考える”がキャリアを
育てる。
デザイナーの道
もともと絵を描くことしか取り柄がなかったんです。
勉強はとにかく苦手で、県内唯一の美術系の高校にも落ちてしまいました。「どうしよう」と思っていたとき、母が「デザイン系でもいいんじゃない?」と背中を押してくれたんです。
工業高校に進学し、グラフィック・建築・デジタルなど幅広く学び、最終的にグラフィックを専攻。卒業後は自然な流れでデザイン制作会社へ入りました。
もとは“好きなことを続けたい”一心でしたが、気づけば仕事としてデザインに向き合っていた。今思うと、このときの“絵が好き”という純粋な気持ちが、今も自分の原点になっています。
働く意味
転職を考えたのは、コロナ禍のリモートワークがきっかけです。
クリエイティブ職は、分かりやすい営業終了時間が無いので、やろうと思えば何時まででもできてしまいます。自分の裁量で働ける“自由”によって、だんだんとだらけていく自分が嫌になりました。仕事の質も生活リズムも崩れ、違和感が膨らんでいったんです。
もう少し規則的に、そして自分のアイデアが活かせる場で働きたいと思いました。制作会社では分業が進み、上からの指示通りに動くことが多くて。だから次は、依頼者との距離が近い“インハウス”に挑戦しようと決めたんです。
東名では、関わる人の声を直接聞きながら形にできる。そこには、自分の仕事が誰かの役に立っているという実感がありました。
学びは終わらない
東名に入って、「良いデザイン」の定義が変わりました。
かっこよさだけでなく、伝える目的と理由が必要。根拠のある“理にかなったデザイン”こそが、人に届くと気づいたんです。
マーケティング、コミュニケーション、自社商材の知識——学ぶことは無限にあります。
でも、学べば学ぶほど視野は広がり、楽しさも増していく。 今は後輩を育てる立場として、日々成長を実感しています。
失敗しても、寝たら忘れてまた次へ。
これからは新しい分野にも挑戦し、どんな依頼にも最適な提案をできるようにしたい。
“考えるクリエイティブ”で会社をもっと良くしていきます。